新型コロナウイルス感染症対応|三田駅から徒歩6分の内科・循環器科-いなずみ内科・循環器科

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新型コロナウイルス感染症対応

COVID-19 Measures

新型コロナウイルス感染症対応|三田駅から徒歩6分の内科・循環器科-いなずみ内科・循環器科

新型コロナウイルス感染症対応

一般診療の受付時間の変更

当院では新型コロナウイルス感染症対応として、一般診療と風邪診療の時間を分けています。一般診療の受付時間は午前11時15分まで、午後6時15分までとして、一般診療の終了後に風邪診療をしています。発熱のある場合、発熱がなくても咳、のどの痛み、倦怠感などの風邪症状のある場合は、必ず電話して下さい。時刻指定で受診していただきます。
*インフルエンザが流行し、発熱の患者数が増加した際には、一般診療の受付時間を変更する予定です。

新型コロナウイルス感染症対策

当院では、新型コロナウイルス感染症対応として、来院時の手指消毒をお願いしています。受付時に体温測定をさせていただきます。座席はできるだけ、間隔をあけていただくよう、お願いいたします。待合室は窓を開け、換気をしています。冬場は寒い、夏場は暑い場合がありますが、衣服にて調整をお願いいたします。会計はクレジットカードが使えますので、お申し出ください。

風邪症状のある患者様へ

新型コロナウイルスは、その他のウイルスによる風邪と区別がつきませんので、風邪症状のある患者様は、第2待合室での診療とさせていただきます。防護服をつけての診察となり、トリアージ加算を算定しますのでご了承ください。受診には可能なかぎり付き添いの同伴をお願いいたします。感染防止のため、付き添いの方に、受付、会計、薬局での処方薬受け取りをお願いしています。

新型コロナウイルス検査、およびインフルエンザの検査について

新型コロナ抗原検査およびインフルエンザ抗原検査は鼻腔を綿棒でこする検査で、くしゃみなど飛沫感染のリスクが高いため、院外(屋外)での検査となります。指定の駐車場にて車で待機していただきます。検査は車内または駐車場前の玄関内で実施いたします。

検査結果と今後の療養説明)

インフルエンザ抗原検査の結果説明

インフルエンザ抗原検査の結果判定は5分程度ででます。付き添いの方は待合室でお待ちください。インフルエンザ陽性の場合はインフルエンザの診断で、抗インフルエンザ薬、解熱剤、風邪薬の処方をいたします。インフルエンザ陰性の場合は解熱剤、風邪薬の処方をいたします。コロナ抗原検査結果は判定に30分程度かかるため、帰宅後に電話にて報告いたします。 PCR検査結果は翌日になります。医師から電話にて報告いたします。

コロナ抗原検査結果報告(帰宅後、医師から電話にて報告させていただきます。)

コロナ抗原検査陽性の場合:保健所から電話で今後の対応の説明を受けます。入院先など保健所から順次、決まり次第、電話で指示があります。コロナ抗原検査陰性の場合:翌日のPCR結果が出るまで自宅待機となります。コロナ抗原検査はコロナPCR検査と比べ感度が劣るので、陰性の場合も新型コロナ感染を否定はできません。

PCR検査結果報告(翌日、医師から電話にて報告させていただきます。)

コロナPCR検査陽性の場合:前日にコロナ抗原検査陰性でも新型コロナ感染の診断となります。保健所から電話で今後の対応の説明を受けます。入院先など保健所から順次、決まり次第、電話で指示があります。コロナPCR検査陰性の場合:新型コロナ感染は否定となります。

感染予防は徹底しておりますが、万が一、私が新型コロナウイルスに感染した場合は、急遽休診にさせていただきます。その際は休診中も、電話での相談を診療時間内にさせていただきます。電話での定期処方、薬局への処方箋郵送・FAX/TELなどの対応をいたします。休診時はオンライン診療も実施いたします。詳しくは、「お知らせ」を確認してください。

新型コロナウイルス感染症について(令和2年11月現在)

新型コロナウイルス感染症の概要

A 感染経路
コロナは「接触感染」と「飛沫感染」が主要な感染経路です。ウイルスが含まれる喀痰や唾液などに接触した手で口や鼻、目を触ったりすることで感染する「接触感染」、感染している人の咳や会話によって生じる「しぶき」を吸入したりすることで感染する「飛沫感染」です。

B 潜伏期間と感染性
新型コロナウイルスに感染した場合の潜伏期間は、1~14日と報告されています。新型コロナウイルスに感染した人が他の人に感染させてしまう可能性がある期間は、発症の2日前から発症後7~10日間程度とされています。また、この期間のうち、発症の直前・直後で特にウイルス排出量が高くなり、発症後8日で感染力は大幅に低下すると報告されています。なお、発症後7日以降はPCR検査が陽性であっても、ウイルス培養では陰性であり活性は認められないとの報告があります。鼻咽頭には症候性患者と無症状感染者とでは同等のウイルス量が認められており、無症状であっても感染力があると示唆されています。このため、新型コロナウイルス感染症と診断された人は、症状がなくとも、不要・不急の外出を控えるなど感染防止に努める必要があります。

C 症状
●無症状のまま推移する場合があります(無症状でも感染力があります。)
●典型的な初発症状はありません。
●発熱、乾性咳嗽、頭痛、筋肉痛、嘔気(嘔吐なし)が比較的多くみられる症状です。強い嗅覚・味覚障害、倦怠感、下痢などを伴うこともあります
●一般的に呼吸困難を認める場合は、肺炎の可能性があります。発症平均8日後に出現することが多いようです。しかし、CTなどで検出される自覚症状のない肺炎の存在も多数指摘されており、肺炎自体はより早期に生じている可能性があります。
●さらに、急性呼吸性窮迫症候群(ARDS)や敗血症性ショックなどを合併して多臓器不全に至ることがあります。

D 病原性
●日本では、これまでに約96,000人が新型コロナウイルス感染症と診断されており、これは全人口の約 0.08%に相当します。年代別では20代で最も多く、20代人口の約0.2%に相当します。※感染していても症状が現れず医療機関を受診しない人などがいるため、必ずしも感染した人すべてを表す人数ではありません。(人数は2020年10月27日時点)日本の人口当たりの感染者数、死者数は、全世界の平均や主要国と比べて低い水準で推移しています
●新型コロナウイルス感染症と診断された人のうち、重症化する人の割合や死亡する人の割合は年齢によって異なり、高齢者は高く、若者は低い傾向にあります。重症化する割合や死亡する割合は以前と比べて低下しており、令和2年6月以降に診断された人の中では、重症化する人の割合は約1.6%(50歳代以下で0.3%、60歳代以上で8.5%)、死亡する人の割合は約1.0%(50歳代以下で0.06%、60歳代以上で5.7%)となっています。重症化する人の割合」は、新型コロナウイルス感染症と診断された症例(無症状を含む)のうち、集中治療室での治療や人工呼吸器等による治療を行った症例または死亡した症例の割合です。
●重症化しやすいのは、高齢者と基礎疾患のある方です。重症化のリスクとなる基礎疾患には、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、喘息、慢性腎臓病、糖尿病、高血圧、心血管疾患、肥満、がん、各種免疫不全、人工透析があります。また、妊婦や喫煙歴なども、重症化しやすいかは明らかでないものの、注意が必要とされています。

E 診断法
唾液、鼻腔拭い液、咽頭拭い液、喀痰、肺胞洗浄液による PCR検査、抗原迅速検査(定性、定量)で診断します。
当院では、①鼻腔拭い液での抗原迅速検査(定性)、②唾液または鼻腔拭い液によるPCR検査を実施しています。検査結果は、抗原迅速検査(定性)が当日、②唾液または鼻腔拭い液によるPCR検査は翌日以降にでます。いずれも結果が出た時点で、電話にて報告いたします。いずれかが陽性の場合、新型コロナウイルス感染症の診断となり、保健所から電話で今後の対応の説明、指示があります。抗原迅速検査(定性)が陰性の場合は、まだ新型コロナウイルス感染症を否定できませんので、翌日以降の結果報告まで自宅待機となります。なお、抗体検査は、過去に新型コロナウイルス感染症にかかったことがあるかを調べるものであるため、検査を受ける時点で感染しているかを調べる目的に使うことはできません。

F 治療
軽症の場合は経過観察のみで自然に軽快することが多く、必要な場合に解熱薬などの対症療法を行います。呼吸不全を伴う場合には、酸素投与やステロイド薬(炎症を抑える薬)・抗ウイルス薬(国内ではレムデシビル)の投与を行い、改善しない場合には人工呼吸器等による集中治療を行うことがあります。こうした治療法の確立もあり、新型コロナウイルス感染症で入院した方が死亡する割合は低くなっています。発熱や咳などの症状が出たら、まずは身近な医療機関に相談してください。

新型コロナウイルス感染症を拡げないために

新型コロナウイルス感染症と診断された人のうち、他の人に感染させているのは2割以下で、多くの人は他の人に感染させていないと考えられています。このため、感染防護なしに3密(密閉・密集・密接)の環境で多くの人と接するなどによって1人の感染者が何人もの人に感染させてしまうことがなければ、新型コロナウイルス感染症の流行を抑えることができます。体調が悪いときは不要・不急の外出を控えることや、人と接するときにはマスクを着用することなど、新型コロナウイルスに感染していた場合に多くの人に感染させることのないように行動することが大切です。マスクの着用により、感染者と接する人のウイルス吸入量が減少することがわかっています。(布マスクを感染者が着用した場合に60-80%減少し、感染者と接する人が着用した場合に20-40%減少。)新型コロナウイルス感染症は、主に飛沫感染や接触感染によって感染するため、3密の環境で感染リスクが高まります。このほか、飲酒を伴う懇親会等、大人数や長時間におよぶ飲食、マスクなしでの会話、狭い空間での共同生活、居場所の切り替わりといった場面でも感染が起きやすく、注意が必要です。

診療所の感染対策

A 風邪症状のある場合、電話してからの受診
●当院では、発熱の有無によらず風邪症状のある患者様は、事前に電話してから受診するよう周知しています。受付時の説明、チラシ配布、張り紙掲示(診療所の玄関、待合室)を実施しています。風邪症状のある患者様は、一般の患者様と接触しないように、受診時間を分けての予約診療になります。

B 電話やオンラインでの診療
●当院では、新型コロナウイルス感染症の対応として、電話やオンラインでの診療を実施しています。オンライン診療とはスマホやパソコンを使ってのビデオ通話方式の診療です。慢性疾患で通院中の患者様で、症状が安定している場合、電話やオンライン診療にて受診しないで、処方箋を自宅に郵送いたします。風邪症状の患者様には「オンライン発熱外来」「かぜ症状の再診」で、オンライン診療にて、症状の確認、診断、療養の説明、処方をいたします。必要と判断すれば、対面診療にきりかえて受診していただくよう指示し、病院への紹介、予約もいたします。また、すぐに薬を受け取りたい方には最寄りの薬局に処方箋内容をFAXいたします。薬の自宅への郵送を希望される方には薬局より郵送も可能です。発熱やオンライン診療の予約はホームページ上のオンライン診療アプリ「クリニクス」からの予約となります。予約の際は、ホームページ上の「オンライン診療の同意書」「WEB問診」の入力もお願いいたします。

C 院内の整備と対策
●受付前の手指消毒液を設置しています。
●受付のカウンター上に待合室との仕切り(透明ビニール)を設置しています。
●待合室、処置室、診察室は定期的に窓を開け、換気を行っています。
●待合室では、できるだけ間を開けた椅子の利用をお願いしています。
●待合室、処置室には空気清浄機を設置しています。
●患者様が手に触れる本、新聞などは取り除いています。
●患者様が触れやすい、トイレのドアノブ、便座などは定期的に清拭しています。
●風邪症状の診察室(第2待合室)は、1人診察ごとに消毒を実施しています。
●クレジットカードでのお支払いも可能です。

D 風邪症状のある患者様と一般診療の患者様の時間を分離
●新型コロナウイルスの感染者が受診する可能性を考えて、感染対策を実施しています。
●外来受診する患者様と付き添いの方には、すべて受付で検温するとともに、咳嗽など風邪症状がないかを確認しています。そして、症状の有無にかかわらず、マスクの着用をお願いしています。
●風邪症状のある患者様と一般診療の患者様の時間を分離するため、一般診療の患者様の受付時間を午前11時15分まで、午後6時15分までと変更しています。風邪流行時には、一般診療の患者様の受付時間を再度変更する場合があり、ホームページのお知らせで案内させていただきます。
●玄関に張り紙で、「発熱、咳、頭痛、喉痛、倦怠感、関節痛、鼻水等の症状のある方は、院内に入らず、インターホンを押してください。」、「発熱、咳、頭痛、喉痛、倦怠感、関節痛、鼻水等の症状のある方は、来院前に必ず電話にて時間予約をしてください。」と案内しています。
●風邪症状のある方は来院前に電話にて時間予約していただくようお願いしています。時間を指定し、駐車場の車で待機していただきます。ご近所の方は自宅で待機していただきます。前の患者様の診察が済んで、次の患者様の診察が可能になってから、電話にて呼び出しをいたします。インターホンを押していただいてから、看護師が玄関に出て第2待合室に誘導しています。なお、当日の風邪診療の予約がいっぱいになれば、診療をお断りすることになります。その場合は、保健所に電話で診療可能な病院をお問い合わせください。

家庭内における感染予防

●風邪症状があり新型コロナウイルス感染が疑われるときには、高齢者や基礎疾患を有する者へ感染させないよう家庭内での感染予防が求められます。その基本は、症状のある人を個室に隔離することです。以下の3つの条件がすべて確認されるまでは部屋から出ないようにします。①咳などの呼吸器症状が改善している。②解熱してから3日間が経過している。③症状が現れてから7日間が経過している。
●どうしても屋内を移動しなければならないときは、マスクを着用します。そして、部屋の外のものを触らないように注意します。触る必要があるときは、事前にアルコールで手指衛生をして、その後は自分の身体を触らないように心がけます。
●トイレやシャワーを使用する時には、ドアノブや蛇口など触った場所よく覚えておき、アルコールを染みこませたペーパータオルで拭っていきます。なお、歩いた場所の床を拭く必要はありません。
●食器やタオルを共用しないように注意します。とくに、本人が箸やスプーンを差し入れた食事には、ウイルスが付着している可能性があるため、他の家族は口にしないようにします。通常の洗浄・洗濯をすれば、食器やタオルを他の家族が再利用することは可能です。